『クラウドブレッド』をご存知ですか?
海外で流行中だそうですよ。海外ってどこだろ?
インスタグラムでおしゃれな写真がたくさん見られます。
あふれだすおしゃれ感…
おいしそう…
日本でもこれからブレークするとかしないとか。
このクラウドブレッドってモノの何がいいかというと、
- 作るのがとってもカンタン!
- 材料はなんと2つだけ!!
- 糖質ほぼゼロ!!!さらに高たんぱく!!
というところ。
なんといってもうれしいところは低糖質なところですね。
糖質ほぼゼロのパンなんて他にはないですから!!
なぜクラウドブレッドがここまで低糖質なのか、その理由も含めてご紹介します。
もくじ
クラウドブレッドが超低糖質な理由
グルテンフリー!というか粉フリー!!
パンの材料は小麦粉です。なのでもちろん糖質量は多いです。
小麦粉の代替としてふすま粉や大豆粉などを使って小麦の使用量を抑え、糖質量を減らしたパンもあります。
しかしクラウドブレッドにはこれらをまっったく使いません。
材料は卵とクリームチーズのみ!!
グルテンフリーなことに加えて、卵とクリームチーズしか材料に使わないんです!
低糖質・高たんぱくな『MEC食』に代表される「E(egg)」と「C(cheese)」が材料なわけですから、低糖質なのも納得です。
お菓子作り経験がないけど作ってみた
超ビギナーですけど
これを知ってしまったからには食べずにはいられない…。
でも売ってるのなんて見たことない…。
なら作るしかない!!
パン作りはおろかメレンゲすら作ったことないけど、カンタンそうだしイケるっしょ!!
ということで作ってみました。
材料はこれだけ!!
材料は卵3個にクリームチーズ45g(大さじ3)、そして生地を膨らますためのベーキングパウダーを1.5gです。
砂糖も入れるのが一般的らしいですが、低糖質にしたかったのとどんな味がベースになっているのかを知りたかったので、今回はあえて砂糖は全く加えませんでした。
楽しいメレンゲづくり
卵を白身と黄身に分け、黄身はクリームチーズと混ぜます。
チーズはあらかじめ常温においてやわらかくしておきましょう。混ざりやすくなります。
ハンドミキサーを使って白身をかき混ぜ、メレンゲをつくります。
メレンゲは作ったことはないですが、「ツノが立つくらい」っていう表現は知っているので「とにかく固くなればいいんだな!」とひたすら混ぜました。
黄身とクリームチーズのボールもメレンゲをつくったハンドミキサーでそのまま混ぜ合わせます。
ある程度混ざったらベーキングパウダーも加えてさらに混ぜます。
すべてを融合する
黄身&クリームチーズにメレンゲを混ぜ合わせます。
ここでのポイントとして
「メレンゲの泡がつぶれないように空気を含ませながらさっくりと混ぜる。」
「メレンゲを3回くらいに分けて少しずつ黄身&クリームチーズに混ぜる」です。
なのでここではハンドミキサーを使わずにスプーンで軽ーくだけ混ぜます。
ふふふ、ぬかりはない。
生地を並べる
生地を並べる隙にオーブンを予熱しておきます。5分くらいですかね。
天板にクッキングシートを敷き、生地をパンの大きさに丸くして並べます。お玉サイズくらいのが5,6個くらい作れる量です。
……あれっ?おかしい。
生地がゆるすぎる!!
どんどん広がって流れいっちゃう!!
思ってたんとちゃう…。
意気揚々と初のパン作りに挑んでいた楽しさは一瞬で打ち砕かれました。
……焼きます
後戻りもできないので焼きます。
170℃で15分くらいだそうですがこの薄さはどう考えても15分もいりません。
10分だけ焼きました。
焼き上がりは?そして味は!?
…焼けたよー
はい。予想通りの仕上がりです。ふくらむはずもないですね。
絶望的な標高。ぺったんこ。
あれ?クレープ生地を作ってたんだっけ?
気になるお味は
大丈夫!おいしければ何も問題はありません!!
食べてみての感想は……
うーん、たまごやき。
まぁ味付けは一切していないので当たり前といえば当たり前なのですが。
食感は厚手のクレープ生地って感じ。本来はもう少しふわっとした食感になるはずなので今回は参考になりませんね。
アレンジで可能性感じたんだ
巻いてみた。
『巻けるパン』って意味不明ですけど衝動的に巻いてみました。
そしてバターと一緒に食べてみる。
「うまいっ!!」
卵とチーズなので当たり前ですけどバターとバツグンに合いますね。ってかバターってうまい。
生地に甘味料を入れて作って、生クリームを塗ってから巻いてもおいしそうですね。ロールケーキ風パンみたいな。(巻く前提)
または生地に甘味料ではなく塩を入れて作って、ハムとかベーコンとかチキンとかを挟むなり乗せるなり巻くなりするのも良さげ。
ナンの代わりにして『いなばのタイカレー』
と食べてもゼッタイうまい。
いくらでも低糖質レシピが浮かびますね。夢がひろがりんぐ。
リベンジします
なんか調べてみたらメレンゲにコシが出るように固く仕上げるには
- 卵は新鮮でしっかり冷えたものを使う(あたたかいと泡立ちはしやすいが柔らかくつぶれやすい)
- 使うボールの水分(表面張力が弱まってコシが弱くなる)や油分(起泡をジャマする)は一切残っていないようにする
- 砂糖や塩、レモン汁などを加えると泡立ったメレンゲに固さが加わる
なんてのがコツのようです。
先に言ってよ。
まぁ、メレンゲさえしっかり作れればまともなものが作れそうなことが分かりました。
いろいろ教訓になったのでまたリベンジしてふわっふわなやーつを作ってやります。