最近やたらとプロテインのレビューばかりになっているこのブログですが、いいわけをするとタンパク質が重要な栄養の最たるものと強く意識しているからこそなのです。
筋肉の発育を願うトレーニーはもちろん、運動しない人も老若男女問わず必須な栄養素です。
参考記事:本音でガチランキング!! #マイプロテイン のおすすめの味(フレーバー)
藤川先生の投稿に三石巌先生の著書の内容を引用した記事があります。なんと発売は1976年!40年以上も前ですが内容はまったく色あせないどころか、現代にもどんどん普及すべき内容です。三石先生の主張は『化学』が根拠にあることが時代に左右されない証拠なのでしょう。
「こんなにすばらしい情報が昔からあるのに、なにやってんの昔のひと!」と勝手に思ってしまいますが、インターネットのない時代はいかに有益な情報でも広く普及させるのがむずかしったのが伺い知れます。今はだれでも三石先生の考えにアクセスできます。(この本は絶版ですが・・・。読みたいーっ)
【その不足は全身に悪影響】
まず、タンパク質の生体における役割を見よう。
血液、骨、筋肉、神経、内臓諸器官から皮膚や爪にいたるまで、タンパク質でできていないものはない。
したがって、それの欠乏があれば、全身的に悪影響が及ぶ。
生体の代謝をにぎる酵素がすべてタンパク質であることも見のがせない重要なポイントである。
タンパク質の欠乏があれば、代謝のスムーズな進行は期待できないといって、過言ではない。
そしてまたタンパク質は、抗体やインターフェロンなど、感染に対する自衛手段にも利用される。タンパク質が欠乏すれば、細菌やウイルスに対して無防備になるのだ。
生体の代謝には、タンパク質も、糖質も、脂質も参加する。それらのすべてが酵素を要求することを考えると、タンパク質の比率が低くては、代謝のスムーズな進行にさしつかえる、という結論をださざるをえなくなる。
エネルギー源が、糖質・脂質だからといって、これだけを食っていたら、エネルギーさえもつくれない。酵素タンパクなしの代謝などは、ありえないからである。
タンパク質の比率が重要なことは、このような極限のケースを想像すればわかるはずだ。
引用元:メグビーメールマガジン 2月号 Vol.95、より-精神科医こてつ名誉院長のブログ
記事の一部ですがタンパク質は、
- 全身のあらゆるものの材料である。
- 代謝に必須な酵素である。
- 抗体やインターフェロンによる感染制御にも利用される。
といった具合にどんな人に対しても必須な栄養素であることがわかります。
参考記事:風邪の予防にビタミンC。だけでは不十分 #タンパク質 #プロテイン #インターフェロン
またタンパク質の必要量は状況により増えるため、積極的に摂取する意識が大事だと考えます。たとえば、
- トレーニングをするとき
- 妊娠中・授乳中
- 貧血
- カゼ・インフルエンザなどを含む感染症罹患時やそれらを予防したいとき
などなど。皮膚や髪、爪の材料でもあるので美容を意識する場合でもタンパク質は大事です。外からいろんな化粧品をぺたぺた塗る前に、栄養を充実させることが先決です!
生活習慣病をはじめとする慢性疾患は、質的な栄養不足が根本にあると考えています。もちろんそれだけとは言いませんが、いろいろな治療を試す前にまずは栄養を充実させることで改善できる場合も多いのではないでしょうか。
参考記事:徹底攻略!!戦略を立ててPFCバランスの整った食事を習慣付ける方法 #PFCバランス
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