仰々しいタイトルですが栄養の話です。
ダイエットでも生活習慣病改善でも何でもいいですが、目的を持って食事を選ぶ際にはその食品、さらには食材がどのような栄養素をどのくらい持っているかがわからないと話になりません。
そうでないと、筋肉を付けたいのにタンパク質がぜんぜん足りていなかったり、体脂肪を落としたいのに脂質を必要以上に摂ってしまっていたりなどとちぐはぐなことになってしまいます。
目隠しでジグソーパズルを作ろうとしているようなものです。
PとFとC
たとえば既製品を買うときに、カロリーの表示を確認する人は多いでしょう。しかしそれだけでは情報として不十分すぎます。
パッケージをひっくり返し、裏に書いている三大栄養素の量を見ないことにはなにもわかりません。
三大栄養素とは
『タンパク質、脂質、炭水化物(糖質)』
です。
さらにこまかく原材料や添加物まで見てももちろん良いですが、そこまで言うと少しマニアックすぎて口うるさい感じになるのでいいです。(笑)
お弁当、横から見るか?下から見るか?
仮に800kcalのお弁当が2種類あったとします。これだけでは
「同じくらいのカロリーだな~。ぽえぽえー」
としか情報は得られません。
しかし弁当を下からのぞき込んで(裏返してはいけません)三大栄養素の内訳を見てみると
Aは『タンパク質60g、脂質10g、炭水化物120g』、
もう一方のBは『タンパク質5g、脂質40g、炭水化物110g』なのでした。
ここまでわかると、
「Aはタンパク質豊富で優秀やんけ!毎日これ食うたろ!」
となりますし(こんなスバらしいのたぶんないけどw)、
「Bは糖とアブラのかたまりやん!デブめし!!」
と判断することができます。
もちろんふだん我々が食べるものは弁当一個だけではないので、なにを買うときにもこの三大栄養素を知ったうえで選ばなければなりません。
コンビニでもスーパーでも買い物のときはいちいちパッケージの裏を読む。書いていなければその場でスマホで調べる。
はじめは超絶時間がかかります。なにをしにスーパーに来たのか錯乱して我を失い発狂します。
ただ、これが慣れてくるとパッと裏を見るだけでだいたいがつかめてきます。初心者マークが外れた頃です。
さらに進化すると今度は逆に裏をほとんど見なくなります。だいたいのものの三大栄養素の量は覚えている、もしくは予想がつくからです。
親の栄養、子の栄養
このスキルはいったん身につけると一生モノです。食事は死ぬまで欠かさないため忘れようがないからです。
そして、これを身につけるのは早ければ早いほうがもちろん良いです。大事な自分の子の食事を選択する親の立場になる頃には遅くとも身につけておきたいものです。
マクロ管理法
先日読んだ本の趣旨は、「マクロ管理法」とよばれる
『自分に合ったカロリー量の範囲で、決められた三大栄養素のバランスで食事を選択する』
という至ってシンプルなものでした。
これを実行するためには食品の三大栄養素を把握することが必要なのは言うまでもありません。
著者本人のブログには書籍のメインパートである「マクロ管理法」の解説がそのまま載っています。これを読んで理解できれば本も買わなくていいと言っています。デカイですねえ!!
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