こどもって夜泣きしますよね。。。
そして、連日夜泣きされると親はかなり消耗しますよね。。。
泣き止ませるためにせいぜい立ち抱っこぐらいしかできないわたし(パパ)でさえかなり疲れますが、泣くたびに目覚めさられておっぱいをあげるママの睡眠不足は想像を絶するものです。
泣くこどもも睡眠不足になるのでしょうが、正直親のほうが疲れ果ててしまいます。カンベンしてくれ…という感じですよね。
日中はこどものめんどうでろくに仮眠もとれず、唯一の休息時間であるはずの夜も寝かせてもらえないとなるとママはぐったりです。ママの気分が滅入ってしまうとわたしにももちろん伝わり、結果的に家庭のムード全体がどんよりしてしまいますね。
こどもに対してのあたりも強くなることで、日中までぐずりっぱなしになってしまったり、夜泣きがさらに激しくなったり…
悪循環ですね。
そこでわが家ではある作戦に。それは
夜泣きしてもあやさず無視
です。
結果うまくいきました。
パパママの睡眠不足は解消して明るい家庭を取り戻すことができました。
この記事では詳しく説明していきます。
もくじ
つらい夜泣きを対策をするまでの経緯
夜泣きしてもあやさないで放置する、という対策は以前から知ってはいましたが実践はしていませんでした。
立ち抱っこや添い乳(寝ながらおっぱいを飲ませる)でなんとか夜泣きの対処はできていたからです。
しかし毎日夜泣きが続き、泣き止ませても数分後にはまた泣き出す…
率直に言って地獄のようです。
添い乳でまったく寝られず疲弊していく妻を見ているのもとてもつらいです。
さらには保育園に入れる時期も近づいており、保育園の昼寝タイムのたびにひどく泣くようでは困ってしまうと思い、今回の作戦に至ったわけです。
夜泣きはあやさずに放置する
ひとりだけでは眠れないわけはないはず
「赤ちゃんはあやされないと眠れない」
なんてことはあるはずがありません。
体が睡眠を必要としたら自分で眠る、という人間としてあたりなえの機能が備わっているはずです。
そうでないと死んでしまうからです。
「親が赤ちゃんをあやさなかったので眠れずに衰弱死した。」なんて話は聞いたことがありませんよね。
現に海外では新生児のうちから自分の部屋を持たせて一人で寝かせる、ということは一般的だそうです。
※現在はSIDS(乳幼児突然死症候群)予防の観点から、部屋に一人では寝かせず親の寝室にベビーベッドを置いてそばで寝かせる傾向にあるようです。
夜泣きは寝言みたいなもの
「夜泣き放置作戦」はちょっとくらいの「ふにゃぁ…」とか「びえぇん」とかくらいでは手は出しません。
大人でもよくあるような「寝言」程度の行動である可能性が高いからです。
ただの寝言レベルの行動でわざわざ抱っこしたりおっぱいをあげたりしていると、かえって覚醒させてしまい睡眠の質に影響を与えかねません。
あまり過敏に相手をしてしまうと逆効果、と考えていていいと思います。
慣れるまでは精神的にキツイ
とはいえはじめは夜泣きを放置することに慣れるまでに少し時間がかかりました。
かわいいわが子が泣いているのに無視するわけですからね。心が痛みます。
うちの妻にいたっては泣き声をすぐとなりで聞いていることに耐えられず、作戦遂行の初日だけはリビングにて妻一人、耳栓をして寝てもらいました。
それでも漏れ聞こえる泣き声に、気が気ではなかったようでしたが…。
「夜泣きは無視作戦」を実行してみた結果
夜泣きがこわくなくなった
夜泣きをしてもなにもせず様子を見ていると、自然とまた眠りについてくれるものです。
ギャアギャア泣きわめいたり、むくっと起き上がったりで
「絶対起きてるでしょコレっ!?」と思うような状況でも、心を無にして辛抱強く知らないふりをしているとあんがいコロッと再び眠ってくれることも多いです。
実践してみると、今まで夜泣きに対して過敏になりすぎていただけだったことがわかります。
それがわかるだけでも精神的にかなり楽になれます。
家庭に明るさが帰ってきた
夜中におっぱいをあげることも減り、妻の睡眠もしっかりとれるようになりました。妻の負担が減らせるだけで、この作戦は大成功といえるでしょう。
夜に眠れないストレスはかなりのものです。精神衛生上とてもよくないですね。
ママの体調がいいとわたしやこどもにも伝わり、家庭全体がいいムードになりました。
ふだんからの信頼関係が大事
「夜泣きを放置していたら赤ちゃんの精神に悪い影響を与える」
なんて意見があるかもしれません。
もちろん過度な放置はよくないでしょう。
夜泣きの中には何かを訴えたくて本気で泣く場合もあると思います。
どこか痛いとか具合が悪いとか。
そんな時は泣き声の調子でちゃんと察してあげましょう。おそらく自分の子なら区別できるはずです。(うち子の場合は痛いときには深刻そうな高音で泣きます笑)
ささいな異変に気付いてあげるためには、ふだんから深く接していることが不可欠です。生活リズムや睡眠までの導入、食事の内容などへの注意ももちろん必要です。
夜に少し厳しくするぶん、起きているときは思いっきり愛す。
現状わが家はこのスタイルで問題なしです。