タンパク質はあっというまに不足する
よほど食事内容を意識していない限り、1日のタンパク質の摂取量は不足してしまいます。
朝はおにぎり、昼はラーメンやパンで済ませ、夕食はダイエット中だからちょびっとだけ!なんてしていると全然タンパク質は足りていない栄養失調です。
タンパク質を不足させないためにはタンパク質の重要性を理解し、どの食品にどのくらいのタンパク質が含まれているのかを頭にたたきこみ、それらを積極的に摂ることが理想です。
とはいっても1回の食事ごとにタンパク質量を厳密に計算するなんてことはけっこう大変です。私もふだんはそこまできっちり計算しません笑
実は、細かい計算などは特に必要とせずにタンパク質摂取量をぐいーっと上げることができるコツがあります。
それはとてもカンタンで、主食と主菜を入れ替えちゃうだけです。
主食は添えるだけ
出典:農林水産省-「食事バランスガイド」について
これは、農林水産省による「食事バランスガイド」で、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかのおおよそを示したものです。
この図でも示されているように、一般的な食事の考え方は主食(ごはん、パン、麺)をメインにして、主菜(肉・魚など)と副菜(野菜など) を添える、というものでしょう。
この食事バランスガイドをきっちり守ったとして、やっと1日分のタンパク質が足りるか足りないかギリギリくらいところです。
メインのタンパク源は主菜なので、ここを少しでもサボるとカンタンにタンパク質は不足してしまいます。
そこで、考え方をちょこっとだけ変えてみます。
『主菜』をメインに摂って、『主食』を添える程度にするのです。
具体的には肉・魚・卵などをしっかり確保して、お腹いっぱいまでに食べたいぶんをお米や野菜で補うといった感じです。
これを実践できればタンパク質を十分に摂れるのと同時に炭水化物の過剰な摂取を抑えられます。主菜が高タンパク質・低炭水化物なのに対して主食は高炭水化物・低タンパク質だからです。
炭水化物は米・麺・パン以外にも身近ないろんなものからカンタンに摂取できて、むしろすぐにオーバーしちゃいます。
それよりも不足しやすいタンパク質に重点を置いて、主菜をメインに選択しようという考え方です。
この考え方が身につけば自然とタンパク質を中心としたカラダに必要な栄養を摂りいれられ、過剰な糖質はカットできる食事に近づくことでしょう。
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