こどもに糖質制限をする理由

ぼくは息子にもふだんは糖質制限食を与えています。

もちろん俗にいうダイエット目的なんてわけはなく、必要な栄養素をしっかり摂らせる食事メニューを考えた結果が糖質制限食になったというだけです。

制限というと食べる量を少なくしていると思われがちですが当然そんなこともありません。糖質なんかより大切なたんぱく質が豊富になるように、脂質が不足しないように意識して作りおなかいっぱい食べさせています。

既製品の離乳食はたんぱく質、脂質ともに全然少なすぎ。

また、小さい子はなにも依存が形成されていないまっさらクリアな状態なのに、ジュースやおかし、炭水化物をムダに食べさせて糖質依存にさせたくないというのも大きな理由のひとつです。一度糖質依存になるとそこから脱するのが困難なことは大人を見ていればよーくわかります。

自分で食べ物を選べないこどもは、親から与えられる食事がすべてです。

親が何も考えずに低栄養の食事を食べさせ続けることや、こども自らが食べたいと言っているわけでもない糖質をなんとなく与え続けて依存症にしてしまうことは、ある種の虐待だと考えます。
 


生まれてはじめての集団生活

今年の4月から息子を保育園に通わせています。

そこでの給食にははおやつとお昼ごはんがあります。

おやつはお菓子ももちろんあるのですが、おもしろいことにがっつりメニューが多いのです。ある日の例としては「ぽたぽた焼き、メンチカツ(!)、ゼリー、麦茶」「スパゲティ(!)、ヨーグルト、麦茶」など。なかなかへびぃ。

お菓子ばかり選ぶことを避けた結果なのでしょうか。他の保育園でもこんな感じのメニューなんですかね?
 


保育園で糖質制限はできるか

結論から言えば不可能です。

糖質制限を行なうためには集団生活の中で一人だけ異なるメニューを食べることになります。昼食、おやつともに毎日持参する必要があります。そして独自メニューの持参を保育園に認めてもらわなければなりません。保育園の規定で不可能な場合もあるでしょう。

わが家の場合は卵白・乳の重度のアレルギーなので食事は持参しなければなりませんが、これをするためには診断書やアレルギーの検査結果が必要です。自己申告だけでは通用しません。
 


献立に革命を!!…ムリムリ

ほかの手段としては、保育園のもともとのメニュー自体を見直してもらうことも考えられますがこれはますますムリな話です。

これをするためには保育士、栄養士、保育園の管理者、経営者、さらには入園しているほかの子の親御さんたち、はたまたその家族たち全員を納得させる必要があります。

アレルギーでさえ「甘え」だの「食べさせていたら治る」だの正しく認識されないこともある現状で、糖質制限を理解させるのは到底不可能です。

糖質制限は大人の食事の世界ですら賛否両論なのに、こどものこととなるとよりかたくなに現状維持に徹するでしょう。こどもになにかあったらどう責任をとるんだ、と考えます。

たとえ仮に保育園で糖質制限メニューを食べられたとしても、将来小学校、中学校と進学しても給食は食べずにひとりだけ弁当を持参して食べる必要があります。

と、ここまで書いて気が付きましたが、給食方式でなくすべて食事は弁当で持参させる保育園、学校に入れば糖質制限は継続できますね。近隣に都合よくそういったところがあればの話ですが。
 


厳格な糖質制限は不要

前述のように、必要な栄養素をしっかり摂らせたい、糖質依存にはしたくない、という理由から今の食生活を選択しているため、糖質ゼロの食事は目指してはいません。

食物からの糖質摂取は一切不要、と考えていますが現代の日本社会で生きている限りは大人もこどもも真の意味での糖質ゼロの食事はムリです。

小さいうちは炭水化物を含めていろいろなものを食べて、これはこんな味、におい、色、かたさ、舌触りなどなどさまざまなことを経験して食事というものを楽しんで欲しいです。

そのうえで日常的に糖質が過剰にならないように注意できれば良いと思います。

どうせ糖質を摂らなきゃいけない機会は生きていればいくらでもある。食べるときは食べよう。食べるときは楽しもう。

そんな心持ちで過ごしています。




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